うまい店、エロい店

徒然なるままに記述する

「富麗華」 麻布十番

朝4時に飛び起き、波乗りへ。

前回うまくいったこともあり、どうやら夢中らしい、気が付けばイメージトレーニングをやってたりする。

サーフィンをやるために鎌倉に住んでいる友達の家に行き、そこからチャリで由比ヶ浜へ。

チャリなんか乗るのは何年ぶりだろう。ちょっと新鮮だった。

前回は3割ぐらい、今回は5割ぐらいだろう、狙った波を捉えることができた。

またレベルアップした自分を感じることができた。

急いで着替えて、中国飯店が経営する「富麗華」へ。

1Fは通常席、2Fは宴会場、3Fは個室になっている。

今回は、1Fを利用する。

横浜中華街に「北京飯店」という店がある。

やや偏屈で、誤解を招きかねない表現だが、うまい中華といえば「北京飯店」しかないと思ってる。

そんな俺は、名のある店で中華をいただくときは、いつもこの店と比較してしまう。

そして大概、挑戦店が敗れる。

だが、今回は五分五分だと感じた。

北京ダックが美味しいという話だったのでいただく、北京ダックは大好物だ。

できれば1羽注文したかったが、他の2人は点心セットを注文するということで半羽にしておいた。

砕かれた油条(お粥に入っている揚げパン)が散りばめられていて、サクサクした触感があるのが印象的。

ただ残念ながら香辛料が俺にはちょっと合わなかった。

あと食べたもの、醤油チャーハン、見た目は醤油色でドギつかったが、見た目ほどの重さはなく美味しいと感じた。

小籠包、これは最高にうまかった。北京飯店よりもうまかった。皮は厚めで、中から溢れ出す肉汁が濃厚で、いままで食べた中で最も美味しい小籠包だった。

何でも、点心師という、点心を専門に作る料理人を用意しているらしい。

中華街で点心を出す店の大半が、工場から仕入れているだけ、という話と突き合わせると、この店の質の高さを感じざるを得ない。

あと、コースの一品についていた、南瓜と海鮮のスープ、を一口いただいた。魚介類の出汁がよくでていた美味しかった。

ランチメニューには、葉月、とあった。毎月メニュー内容が切り替わるようだ。できることなら毎月訪れたいぐらいの、美味しさだった。

雰囲気はちょっと薄暗く、古筝(こそう)の生演奏がBGMとして流れる。

サービスも悪くない、コースを頼まなかった俺にもアンニンドーフをだしてくれたし、笑顔が足りないものの受け応えはしっかりしていた。北京飯店の店員なんて、タメ口を聞いてくることを考えると五つ星をつけてもいいぐらいだ。

デートでも使える。中華の店でデートで訪れたいと思う店はそうない。

貴重な店だ。

その後、お店で売っていた中華菓子を買い込み、木場に住む友達の家へ。

ボリボリかじりながら、江東区の花火を観賞した。

せっかく買った浴衣を着るゆとりがなかったのは残念だったが。

きれいだったなー。

ホント忙しかったがいい休日だった。

夏の日曜は半分終わってしまったと思うと悲しい気持ちになる。

時の経過が早過ぎないか??