「羽澤ガーデン」 広尾
全然更新してないのに、かなりのアクセス数だ。
メールも数件いただいた。
正直、うれしい、ありがとう。
更新できなかったのは、数々の戦を繰り広げていたためだ。
初戦は7月上旬。
「ぶたや」の予約取れず「恵比寿ZETTON」へ、そして2軒目は「羽澤ガーデン」、王道をはしごする、ややくどいコース。
1軒目、OLだってことさえ、知らなかったので、自己紹介って感じだった。
そして決戦の地、「羽澤ガーデン」へ。
タクシーから降りると、ベルボーイに迎えられ、「お待ちしておりました」と丁寧に挨拶される。
偉くなった気分だった、だが有頂天になるのはよくない。
「お待たせしてどうもすみません」と丁重に切り返しておいた。
今回はバーを利用する、ライティングはかなり暗め、めちゃかっこいい。
窓側の席に通される、そこからはライトアップされた庭がきれいに見えた。
きれいなのは庭だけではなかったことは、触れるまでもない。
会話は進む。
そして微妙な発言が飛び出す。
「私は人を好きになるのに時間がかかる。」
これはどういうことなんだ?
5秒ぐらい、ものすごく考え、そして、
「なるほどね。」と、さも深く理解したような返答をしておいた。
だけど、ぶっちゃけた話、意味がわからなかった。
・今のところ全く俺には興味がないってことを遠回しに表現した。
・人を好きになることを怖れてしまうぐらい、過去に苦い経験をしている。
・発言の通り、彼女の性格的なもので、ただただ時間を必要とする。
考えられる要素はこの3点ぐらいか?
まー、どれを取っても、ワクワクできないところが辛い。
12時少し手前だったと記憶している、ちょっと酔ってたし、勢いで、「この後どうする?」と渋みを効かせた、やや低いトーンで切り出してみる。
「え?当然終電で帰るよ。」と手厳しい彼女。
「ですよね。。。でも・・」と俺の発言を待たずに
「帰るってば。」と更に手厳しい彼女。
「ですよね、ですよね。。。」あの引きつった笑顔は誰にも見せたくない。。。
「IMOARAI」同様、この店で口説けない俺はやばすぎる。