上海に行ってきた
12月下旬の金曜、やることをサッと済ませて成田空港へ。
めざすは、中国。
物価は10分の1、人口は10倍、だから何となく100倍の可能性を秘めているような、そんなイメージを俺はこの国に持っている。
中でも急発展を遂げている都市、上海へ行ってきた。
上海浦東国際空港へ到着する。
プラカードを持ちながら、大勢の中国人が、待ち人の到着を今か今かと待ち受けている。
あれ?その中に、俺の名前が。
そう、上海出張中の友人が迎えに来てくれた、プラカードを両手に満面の笑みで。。。
そんな温かく、微笑ましい出迎えから始まった今回の旅、めちゃ楽しい旅になることは、始めっから決まっていたのかもしれない。
30分ぐらいタクシーを走らせ、友人の住むマンションへ。
ビビった。
セキュリティー万全の高層高級マンション。中庭にはプールがあったり、スポーツクラブがあったり、至れり尽くせりの設備が整っている、そんなところで俺の友人は暮らしている。。
この待遇、多少の違いはあれど、ほとんどの日本企業の駐在員はこんなところに住んでいるようだ。
自分が偉くなったと勘違いしてはいけない、日本と中国の経済格差がそうさせているだけなんだ、みたいな話をしていた友人は、地に足がついてるなー、と感心した。もし自分なら、変に勘違いして偉そうに振る舞いそうなのに。。。
2泊の旅、この友人にアテンドしてもらい、激しく動き回った。基本的には、喰いまくり。喰いまくった数々の店は、別途書き込むことにする。
食べたもの以外で面白かった出来事はたくさんあって枚挙に暇がない、その中でもパチもの巡りは面白かったので書き込んでみる。
中国はパチもの天国、ってことでどんなもんなのか知りたかったので、パチものが多く売られている市場へいってみた。パチものあるよ、って話しかけてきたおばさんについて行き、雑居ビルのちょっと怪しい1室へ。そこには高級ブランドのパチものがズラリ、カバン、ベルト、サングラスなどなど、、、これ圧巻。
何か話のねたに買おうと思い、時計コーナーへ。PANERAIなんかもあった閧オてびっくり。それを手にとり、自動巻きなので振って動かそうと試みる、すると長針がいきなりブラブラになって外れてしまった。それまで息巻いてた店のおばさんも、さすがにばつが悪そうだった。
それだけではない、クロノのストップウォッチを動かそうとボタンを押すと、曜日が変更される。へー、なんて思ったりもしたが、曜日が変更されるっていう仕様は本物ではありえない。そんなこんなで、店の中でも店を出た後も、友達と爆笑だった。
何でも、このパチもの市場が、2004年で閉鎖されるようだ、また上海を訪れたら是非行ってみたいと思っていたのに、少し残念だなー。
上海、急発展を遂げているのは確かだと思った。
しかし、この急発展はいつまで続くんだろうか?
大半の人は、この急発展に取り残されているように感じた。なんか、歪みがあるって言うのかなー。
兎にも角にも、今後が楽しみな街であることは間違いない、2005年も時間を創って訪れてみたいと思っている。