うまい店、エロい店

徒然なるままに記述する

「神南軒」 渋谷

みんな本当にありがとう。

7月にオープンしたばかり、公園通り沿いに店はある、飛ぶ鳥落とす勢いのZETTON系の店。

建物はイデーRプロジェクトが設計しただけあって、ちょっとエロい。

8Fはレストラン、9Fはラウンジ、屋上がテラスになっている。

テラスは満席ということでまずはラウンジへ。

1軒目と同様、また対面座りを余儀なくされる、やや距離があったが、その距離が花火大会への期待をいっそう膨らませてくれると考えれば苦にはならなかった。

どのくらい経過しただろう、時間の感覚がないが、テラス席が空いたということで移動することに。

ちょっと蒸し暑く感じたが、開放感に溢れ、渋谷界隈を一望できるロケーションはなかなかのものだった。

テーブル席につく。

隣りのソファー席では、ヤングが20人ぐらいでおおはしゃぎしていた。

ちょっと雰囲気をぶち壊された感は否めなかったが、ここまでは柄にもなくきれいに纏まったデートだったので、多少の雑音はあってもいいと思った。

それに渋谷だし。

構わず会話を進めていると、その中のヤング1人が隣でぶっ倒れだした。そこまでいくともはや「和民」と変わらない。

結局その子は救急車で運ばれていったようだ、大丈夫だったのかなー。。

雰囲気を気遣って、店員が謝りに来る。

その彼が相当面白い。後半は3人で会話を楽しんだぐらいだった。

1時を過ぎた時間だったかなー、あまり正確な時間を覚えていない、明日があるということで店を出る。

タクシーに乗り込む。

彼女の手を握る。

また瞬間的にキャパがオーバーする。

彼女の家に到着する。

・・・・・

帰路と反対方向に走っているタクシーに気付かなかったぐらい、しばらくの間、放心状態だった。

かなりの距離を走っていたようだ。

「運転手さん、家は逆方面なんですけど。。」

「あ、そうだった。」と運転手さん。

そうだったじゃない、、、運転手さんまで放心状態になってどうするんだ、それともただ道を間違えただけだったのか?

ただこの時の俺にとって、そんな間違いがとても瑣末でちっぽけに思えてならなかった。

昔、目黒の英会話学校で「life is beautiful」と1回の授業で少なくとも10回は言っていた痛いアメリカ人がいた。

今の俺なら彼の気持ちがよくわかる、まだ日本にいるならパブで一杯やりたいぐらいだ。

そう、人生は素晴らしい、逆にきついときもある、それが分かった上で人生は素晴らしいと、今感じている。

きっとこのブログを彼女も読んでいるはずだ。

僕はChallengerです、がんばります。