うまい店、エロい店

徒然なるままに記述する

「唐韻茶坊 (タンニュチャファン)」 上海

フランス租界時代に建てられた洋館が建ち並ぶお洒落な街、衡山路(ヘンシャンルー)にあるお茶カフェ、深夜に訪れる。

200412190041.jpg

天井が高く、ライティングはやや薄暗い、ふかふかなソファー、俺が好む典型的な店だ。

お茶が1000円ぐらいと安くはないが、果物やドライフルーツが食べ放題だったりする。

果物にお金を払って、お茶は飲み放題、って感じのコンセプトなら日本にもありそうだが、その逆っていうのは面白いと思った、と同時に、この国のお茶に対する考え方を少しだけ理解することができた気がする。

200412190050.jpg

俺は、鉄観音をいただき、りんごを丸かじしてみたりしならが、友人と時間を気にせず、マターリ過ごした、いい時間だった。

上海にまた行く際、この店だけは絶対にもう一度訪れたい、そう思える店だ。

「南翔饅頭店(ナンショウマントウテン)」 上海

朝一番、ヤオハンの裏手にある露店で肉まんを買う、1元(約15円)。ものすごい肉汁が中から溢れ出す、これがやたらうまい。肉まんを頬張りながら、旧市街をうろついた後、明朝時代に造られた庭園、豫園(yoen)へ。

そこに、六本木ヒルズにも支店を出した小籠包の大人気店、「南翔饅頭店」がある。

200412181237.jpg

テイクアウトもできる。店の前には、30人ぐらいだったかな、テイクアウト客が行列を成している。まー、待っても30分ぐらいだろうと、高を括った俺達が甘かった。2時間近く待たされてしまった。途中何度も、断念しようとしたが、ここで諦めたら負けだなー、なんて意地を張ってしまった。並ぶことが苦手な俺が、こんなに長時間並ぶことは、後にも先にもこれっきりだろう。

16個入りで8元だったな、8個ずつ2人でシェアすればよかったのに、こんなに待たされたんだから気持ち悪くなるまで喰ってやろうと思い、熱々の小籠包を1人で16個喰ってやった。喰い終わったら、案の定、気持ち悪くなったが、腹八分目よりもそれでよかったと思ってる。

200412181332.jpg

で、味は、うまい。これには賛否両論あるみたいだが、俺はストレートにうまいと思った。日本で食べるメジャーな小籠包とは異なり、皮が分厚く、肉汁スープが少ない。

でも、2時間かけて並んで食べるほどうまいのか、って聞かれると微妙だな。

六本木ヒルズも同じ味なのかなー?食べたことがないので比べることはできないが。

機会があったら、六本木ヒルズでもいただいてみたいな。

上海に行ってきた

12月下旬の金曜、やることをサッと済ませて成田空港へ。

めざすは、中国。

物価は10分の1、人口は10倍、だから何となく100倍の可能性を秘めているような、そんなイメージを俺はこの国に持っている。

中でも急発展を遂げている都市、上海へ行ってきた。

上海浦東国際空港へ到着する。

プラカードを持ちながら、大勢の中国人が、待ち人の到着を今か今かと待ち受けている。

あれ?その中に、俺の名前が。

そう、上海出張中の友人が迎えに来てくれた、プラカードを両手に満面の笑みで。。。

そんな温かく、微笑ましい出迎えから始まった今回の旅、めちゃ楽しい旅になることは、始めっから決まっていたのかもしれない。

30分ぐらいタクシーを走らせ、友人の住むマンションへ。

ビビった。

セキュリティー万全の高層高級マンション。中庭にはプールがあったり、スポーツクラブがあったり、至れり尽くせりの設備が整っている、そんなところで俺の友人は暮らしている。。

この待遇、多少の違いはあれど、ほとんどの日本企業の駐在員はこんなところに住んでいるようだ。

自分が偉くなったと勘違いしてはいけない、日本と中国の経済格差がそうさせているだけなんだ、みたいな話をしていた友人は、地に足がついてるなー、と感心した。もし自分なら、変に勘違いして偉そうに振る舞いそうなのに。。。

2泊の旅、この友人にアテンドしてもらい、激しく動き回った。基本的には、喰いまくり。喰いまくった数々の店は、別途書き込むことにする。

食べたもの以外で面白かった出来事はたくさんあって枚挙に暇がない、その中でもパチもの巡りは面白かったので書き込んでみる。

中国はパチもの天国、ってことでどんなもんなのか知りたかったので、パチものが多く売られている市場へいってみた。パチものあるよ、って話しかけてきたおばさんについて行き、雑居ビルのちょっと怪しい1室へ。そこには高級ブランドのパチものがズラリ、カバン、ベルト、サングラスなどなど、、、これ圧巻。

何か話のねたに買おうと思い、時計コーナーへ。PANERAIなんかもあった閧オてびっくり。それを手にとり、自動巻きなので振って動かそうと試みる、すると長針がいきなりブラブラになって外れてしまった。それまで息巻いてた店のおばさんも、さすがにばつが悪そうだった。

それだけではない、クロノのストップウォッチを動かそうとボタンを押すと、曜日が変更される。へー、なんて思ったりもしたが、曜日が変更されるっていう仕様は本物ではありえない。そんなこんなで、店の中でも店を出た後も、友達と爆笑だった。

何でも、このパチもの市場が、2004年で閉鎖されるようだ、また上海を訪れたら是非行ってみたいと思っていたのに、少し残念だなー。

上海、急発展を遂げているのは確かだと思った。

しかし、この急発展はいつまで続くんだろうか?

大半の人は、この急発展に取り残されているように感じた。なんか、歪みがあるって言うのかなー。

兎にも角にも、今後が楽しみな街であることは間違いない、2005年も時間を創って訪れてみたいと思っている。

「幸村」 麻布十番

ブログの更新をサボってたので、これ、結構古いネタ2ヶ月前ぐらいかな。。。

看板が出てない、なかなか予約が取れない京割烹の店。

食通を唸らせる、今をときめく店とも言える。

うわさは前から聞いていたので、楽しみに訪れてみた。

外苑東通りに面するのビルの3Fに店はある。

カウンター9席と、4人用ぐらいのテーブル席のみのこじんまりした店。

満員御礼。

カウンターに座る。

他のお客さん、みんな相当口が肥えた方々なんだろうな、匂いがプンプンした。

メニューなんてなく、すべておまかせ。

行ったときは、秋真っ盛りだったので、いただいたものは秋を感じられるものばかり。

ハモはうまかった。

締めは松茸ご飯。帰りに松茸ご飯でおにぎりを作って持たせてくれた。

大将、お弟子さんに手厳しい指導がバシバシ飛ぶ。

「小川軒」といい勝負をするなー、って思った。

うまい、うまいが、高い。

店の雰囲気は、決して洗礼されていない。

コース3000円、ってぐらいのレンジの店の雰囲気、とも言える。

ただ、素材へのこだわりは半端じゃない。相当気合が入っている。

今の時期は、タラバ蟹のコースをやっている、という話を大将がしていたな。

また行きたい、、、、できれば行きたいな。

「がらり」 表参道

200411281757.jpg

いい天気だった。

新宿御苑でまったりした後、表参道をぶらり。

と、「がらり」にたどり着く。

いまいち切れがよくないな。。。

木造家屋を改築した店内は、薄暗くていい雰囲気。

2Fの窓側のカウンター席へ通される。

ここの席はエロ過ぎず、健全過ぎず、利用価値は高いと感じた。

ちなみに個室はない。

寒空にさらされた体を温めるべく、鮪の湯豆腐、ブリ大根、讃岐うどんをいただいた。

どれもおいしい、特にブリ大根、色といい、味といい、盛り付け方といい、かなり満足できた。

最近は変に温かい日が続き、冬の訪問を感じる瞬間がなかなかなかったが、それをやっと感じることができた。

千駄ヶ谷にも店があり、そちらは、味噌を使用した料理が食べられるようだ。

機会があれば、そっちも行ってみたい。

そう、友達の友達が、こんなサイトを始めた。

http://myft.jp

勝手に告知してよいのかどうか、微妙だが。。。

ソーシャルネットワーキングの飲食店版って感じなのかなー。

グルメな人が行ってる店、またはそのグルメな人が評価している店なら信用できる、みたいなところがあるから、結構面白いサイトになるかもしれないな。。

今後に大きく期待したい。

「リストランテ ヒロマーレ」 神奈川県小田原

ちょっと前の週末。

2ヶ月ぶりの旅行、ってな訳で、いざ伊豆へ。

旅行直前に、張り切って髪の毛を切った。いつもより、ソフトモヒカンが、少しハードになってしまった。

中央だけ尖った頭の俺、そんな俺を、彼女は「甘食」と呼ぶ。

甘食」、ご存知か?

コンビニでたまに売っているのを見かけるが、メロンパンの中央を尖らせた形状で、廉価でほんのり甘い非常食みたいなパンだ。

そんな呼ばれ方、正直、うれしい。

のろけ話はこの辺でやめておこう。

以前から、会話の中で話題に挙がっていた表参道「リストランテヒロ」が出した海の幸が楽しめるイタリアン「リストランテ ヒロマーレ」でランチをすることに。

小田原漁港の目の前にお店は位置する。

満席。

この店は、予約を受けた分しか魚を仕入れない。なので、予約は必須のようだ。

予約時にお願いしていたパスタコースを魚のコースに変更しようとしたが、受け入れてもらえなかった。

パスタは、手長えびのパスタ。あんなにでかい手長えびは見たことがない、ってぐらい大きな手長えびだった。

鮮度がよく、トマトの酸味とえびの甘さがミックスされてとても美味しかった。

あと、出来立てのパン、中でもホッカチャは、塩がばっちり効いて相当うまかった。

うまかったからお替りした。2回お替りしようとしたが、恥ずかしいので止めておいた。

そんなエグゼクティブ気取りのランチを済ませ、目的地へ向かう。

伊豆山のふもとの海沿いに面した、オーベルジュスタイルな宿。

部屋から、海が一望できる。

写真を添付しよう。

これは、部屋からではなく、レストランから撮影したものだが。

続きを読む